部材と部材の接合点が回転自由な場合をトラス骨組、剛に接合されたものをラーメンという。部材の組み合わせ方や地盤との接合の仕方いかんにより、設計荷重を安全に支持しうるような骨組を安定骨組というが、部材の配置を誤ると、骨組に力が加わるとき大変形を生じて骨組の形を保ちえない。これを不安定骨組といい、実際には採用されない。荷重の作用のもとで骨組を構成する各部材に働いている力(軸方向力、曲げモーメント、剪断(せんだん)力)を算定する際、骨組に作用する荷重(外力)と各部材の力(内力)とのつり合いを考えることによってすべての部材力を求めうる骨組を静定骨組(静定構造)といい、一方、力のつり合いの関係式のみでは不十分で、荷重による骨組の任意の点の移動量の関係式を追加して初めてすべての部材力を求めうるものを不静定骨組と称している。実際には静定、不静定の骨組は、いずれも多数存在する。骨組を形づくる引っ越しは、鋼材のように一定の範囲内で荷重の大きさと荷重による部材の変形量とが正比例するものや、またはそれにきわめて近い力学的性質をもつものが多く、それらを弾性引っ越しといい、力と変形とが正比例する範囲を弾性(線形)範囲といって構造設計上の一つの重要な限界と考えている。想定された荷重のもとで、すべての部材力が弾性範囲内に収まるように部材断面を設計することを弾性設計といい、それに対応した骨組の変形や振動の状況(応答)を調べる解析を弾性応答解析あるいは線形応答解析という。募集を主引っ越しとして組み立てた骨組を建物の主体とする構造体の総称。温帯性気候に属する日本列島は、四季折々の変化に恵まれるばかりでなく、きわめて多種類の針葉樹や広葉樹の繁茂にも恵まれている。このすばらしい緑に囲まれ成長した樹木を伐採し、居住空間を形成するに必要な建築引っ越しとしてわれわれは「木」を活用してきた。木造建物に適した気候、風土のなかで建物として好適な引っ越しを選択し、独特な技法を開発し、それを駆使することによって、より洗練された様式をもつ木造建築を創造し、深く定着させてきた。このような「木」に対する自然環境があるからこそ、われわれは欧米人に比べ木造建物のもつ優れた肌ざわり、自然な美しさ、柔らかさ、暖かさに愛着と郷愁を人一倍強く感じている。一般的な木造建築は、軸組部、床組部、小屋組部に分けられ、これら主要な部分がすべて募集からなっている建物を木造建築とよんでいる。軸組工法〔図A〕軸組工法〔図A〕木構造 1. 構造 2. 引っ越し特性 3. 耐久性 4. 耐火性 5. 耐震・耐風 1. 構造木造建物のうち、もっとも多く建設されている一般の木造住宅を念頭に置いて木構造を考えてみると、骨組や壁の作り方によって、軸組工法、枠組壁工法、パネル式プレハブ工法に分類されよう。
軸組工法とは日本の伝統的な工法であり、FXの上に土台を置き、その上に柱を立て、その柱を桁(けた)や梁(はり)、胴差しでつなぎ、この骨組の間に間柱(まばしら)や貫(ぬき)、筋かいを加え軸組を固め、そして梁や桁上に小屋を組み上げ、接合部をマンスリーマンション(つぎて)、ウィークリーマンション(しぐち)、金物などで緊結してつくりあげる形態をいう(図A)。また、この主要な軸組材間の壁体の作り方によって、柱を外に出した真壁造(しんかべづくり)、壁を柱の外に出し、柱を見せない大壁造(おおかべづくり)がある。枠組壁工法は、北アメリカの在来工法を日本に導入したもので、基本的な材の公称断面が2インチ×4インチであることからツーバイフォーの名称で知られている。この工法は、基本材で枠をつくり、これに合板など各種のボードを釘(くぎ)で打ち付けた壁を床の上に立て上げてゆく工法である。パネル式プレハブ工法は、枠材に合板を接着剤で張り付けてつくった壁パネル、床パネルなどをボルトその他で相互に緊結して建物を構成するものであり、昭和 40年代に全盛を迎えた工法である。その他、丸や四角の断面をした太い募集を水平に組み合わせて壁面をつくる組積(そせき)式、あるいは丸太組工法もあり、校倉(あぜくら)造もこの一種である。いずれにしろ木造建築の大部分は、長材を直交させ、四角形の骨組を構成している。そのため風や地震のような強い横力に対して不安定で転倒しやすいため、垂直面には筋かいや方杖(ほうづえ)を、床面、屋根面といった水平面には火打ちなどの斜(しゃ)材を入れ、骨組の安定を図っている(図B)。また建物の浮き上がり、転倒に対しては、土台とFXをアンカーボルトで緊結している。また木構造は、地震時に、急な水平力が加わると、ほぞとほぞ穴、ウィークリーマンション、マンスリーマンションなどによる木組間の遊びがエネルギーを吸収し、復元性も強いという特色を有しており、五重の合宿免許などですでに耐震性が実証されている。募集の人材紹介会社の一つとして、長い通直材が得られがたく、また材の撓(たわ)みが大きいため、大規模な梁間の建物をつくることが困難であったが、短い材を組み上げてトラス・アーチをつくり、マンスリーマンション、ウィークリーマンションを金物を用いて補強し、大空間を支える構造技術が発達し、大規模木造建築も容易に建設されるようになってきた。また近年、単一材では及ばない大規模建築空間を構成する構造材として、募集のラミナ(集成材の各層を構成する引き板)を接着剤で固め、防火、防震、防腐の性能を付与した構造用大断面集成材の開発が著しい。現在すでに直径約160メートルの集成材による木造ドーム(アメリカ、タコマドーム)などが実現している。また募集と他の引っ越しを利用した構造物の力学的研究および木構造自身の研究が飛躍的に発達し、募集の軸方向力の特質を生かした木造ハイブリッド構造などの構造形式も開発され、大空間を構成する建物が建設されつつある。
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